フリーレンや推しの子、呪術廻戦にメダリストなどビッグネームの続きものが多かった印象を受ける2026冬アニメ。今年も振り返っていきます。
▼前回
5位: ダーウィン事変

アメリカ・ミズーリ州の片田舎に暮らす少年・チャーリーは、人間を超える知能とチンパンジーを超える身体能力を併せもつ、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」。
15歳になったチャーリーは、人間の里親の勧めで初めて学校に入学。
そこでチャーリーは、頭脳明晰だがコミュニケーションが苦手なルーシーと出会う。
平穏な学校生活もつかの間、チャーリーはその出自の特異性ゆえに、「動物解放」を掲げるテロ組織・ALAにつけ狙われることに!
チャーリーは家族やルーシーを守るため、ALAと対決する道を選択する——
「テロ」「差別」「人権」「炎上」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに対峙する。
ヒューマン&ノン・ヒューマンドラマが、ここに開幕!!
人間とチンパンジーの混血である「ヒューマンジー」として生まれたチャーリーと、それを取り巻く環境を描きます。避けては通れない差別描写に加え、ヴィーガン団体の皮を被ったテロ組織による残忍な殺戮などもあり、結構重ための話になっています。
アメリカが舞台ということもあり、ノリもなんかちょっと洋画っぽいところがあります。原作者と監督の対談記事でも、原作漫画は「元々海外ドラマっぽく見える構成を目指していた」と言及されています。
普段はこういうジャンルのアニメはそこまでハマらないことが多いですが、ダーウィン事変は毎週スリリングな展開でヒキも面白く、どんどん引き込まれていきました。
▼毎話放送後「おもしれー」しか言えない語彙弱者

最終話にして結構衝撃的な事実を公開してかなり良いところで終わったので2期ありきかな?とも思ったのですが、今のところ続編情報は発表されていません。続きやってくれ…。
また、テロ組織のリーダーであるリヴェラ・ファイヤアーベントが悪役として非常に良い味を出しています。

出典: 『ダーウィン事変』4話
狂気的な理想を持ち、その目的を果たすためにテロ組織として活動を行っています。戦闘力もさることながら確かな信念があるため精神的に非常に安定しており、どのような場面でも底知れなさが漂っていました。
cvは大塚明夫、本当にラスボスキャラの演技がうまいですね。
オープニングテーマの「Make Me Wonder」は流石Official髭男dismといった感じの良い曲です。アオのハコやSPY×FAMILY、東京リベンジャーズなどタイアップした作品は名作ばかりで凄い…。 (個人的には火ノ丸相撲も好きです)
好きなキャラ: フィリップ・グラハム

出典: 『ダーウィン事変』8話
このブログが美少女以外を好きなキャラとして挙げるのは大変珍しいですが、本当に良いキャラです。
最初は主人公サイドと対立するポジションで、いかにも洋画に出てきそうな、偏見を持った町の保安官補という感じでした。が、チャーリーたちと関わるうちに、徐々に考えが変わっていきます。終盤はテロ組織の陰謀により居場所がなくなりつつあったチャーリーにとって、非常に重要な役割を担うようになりました。
簡単に人が殺されるアニメですし、ちょっとした死亡フラグも立っていたので不安でしたが…アニメの範囲では最後まで生きていました。
彼の妻・グレイスもまた良いキャラです。Theオバハンという感じの陽気なノリで、ヒューマンジーのチャーリーにも良い意味で特別扱いすることなく接します。
↑にあるように、初登場時に家のトイレで立ちションしないよう指導し始めるなど、怒涛の勢いでフィリップを圧倒。ほぼシリアス一辺倒だった終盤の雰囲気の中で一種の清涼剤となっていました。
やはりおっさん/おばさんが魅力的なアニメは名作ですね()。
4位: 【推しの子】3期

物語は新たなステージへ──
『POP IN 2』のリリースから半年。
MEMちょの尽力の甲斐もあり、今やB小町はブレイク寸前。
アクアはマルチタレント、あかねは実力派女優の道を順調に歩んでいる。
一方で、かなは以前の明るさを失っていた。
そして、アイとゴローの死の真相を追い求め、ルビーは芸能界を駆け上がる。
────嘘を、武器にして。
原作漫画から人気でしたが、アニメ化にあたって動画工房による圧倒的作画やYOASOBIの楽曲も加わり、世界的大ヒットを遂げた【推しの子】の続編。
1期・2期で現実世界ともリンクしたセンシティブなテーマに触れつつ、星野アイを死に追いやった元凶を探してアクアが暗躍するという展開が繰り広げられました。3期でもコスプレ版権問題やテレビ制作現場の闇について描写しながら、元凶への復讐という物語の核心に迫っていきます。
3期で原作13巻のところまで消化したので、完結となる16巻まで残り約3巻分。近年のアニメにありがちな「最後は劇場版で」パターンになるのかなと思ってましたが、どうやらきっちりテレビアニメ4期で締めくくることが決まったようですね。
最終巻の結末は当時賛否両論を巻き起こし、自分もどちらかというと否定的な感想を抱きましたが、果たして原作通り描かれるのか気になるところです。
好きなキャラ: 星野 ルビー

出典: 『【推しの子】』25話
1期では有馬かな、2期では黒川あかねを挙げていましたが、3期では星野ルビーが最強でした。
これまではどちらかというと純粋で天真爛漫なキャラクターでしたが、2期のラストにて彼女が前世で特別な思いを抱いていた医師のゴローの死体を発見してしまったことをきっかけに、白かった目の中の星が黒く染まってしまいました(以降の彼女を勝手に黒ルビーと呼んでいます)。黒ルビー化直後に撮影されたMVでの何かを訴えかけるような憂いを帯びた表情が世間の注目を集めた結果、ルビーの人気はにわかに上昇していきます。
▼黒ルビーが好きすぎる部
元々「アイドルとして有名になれば行方不明のゴローに見つけてもらえるかもしれない」というモチベーションもあって芸能活動を続けていたルビーでしたが、ゴローの死を知ってしまったことで、続ける最大の目的が「アイを殺した犯人を見つけて復讐するため」という負の感情になってしまいました。有名になるためには他者を利用することも厭わず、自らの心身を削って活動を続ける様は痛々しくもどこか美しさを感じます。
中盤にて、とある事情から自分たちがアイの子供であることをアクアが世間に公表するという展開がありました。ルビーはアクアがアイの名誉を傷つけるような行為をしたことに激昂し、いよいよ自分以外は誰も信じられないという闇落ち状態になってしまいます。
▼このときの伊駒ゆりえのブチギレ演技がとてもよかった
ここから2人は決別状態に…なるかと思いきや、最終話でアクアの前世がゴローであることが明かされたことにより、一転します。会いたかった人がすぐ近くにいた上に、今までずっと自分のことを見守ってくれていたと知り、態度は180度反転しました。
▼アクルビの時代、来る
出典: 『【推しの子】』35話
黒く染まっていた目の星も白く浄化され、アクアすこすこモードに。上機嫌で謎の動きをするただのおかわいいルビーが復活しました。
▼浮かれて謎の動きをするルビー、良すぎる
3位: メダリスト2期

それぞれにフィギュアスケートへの強い夢を抱き、「選手とコーチ」として巡り会った結束いのりと明浦路司。
栄光の“メダリスト”を目指すいのりは名港杯と西日本小中学生大会で実績を積み、バッジテストを経て、ついに「天才少女」狼嵜光と同じランクで競い合う資格を手にする。
次の目標は、全日本選手権への出場をかけた中部ブロック大会。
新たなライバルたちの中で、いのりは自らが一番に輝けることを証明する──!
こちらも原作漫画が次にくるマンガ大賞2022・小学館漫画賞・講談社漫画賞など数々の賞を受賞し人気を博していた作品です。1期では米津玄師がOPを作り、羽生結弦がそのMVに出演するなど豪華コラボが話題を呼びました。
2期では主に全日本ノービス大会への出場をかけた中部ブロック大会の様子が描かれました。申川りんな・炉場愛花・八木夕凪など個性あふれるライバルキャラも続々登場します。岡崎いるかとかいう原作で熱狂的な人気を誇るおもしれー女も出てくるんですが…2期の段階ではまだそのエモさは秘められたままですね。
▼おもしれー女

出典: 『メダリスト』19話
滑走シーンのCG作画は1期よりさらにレベルアップしており満足度が高かったのですが、原作にあった演技の解説(なぜいのりが高得点を取れたのか)がかなりカットされていたのは少し残念ではありました。まぁこれはアニメだと滑走時に流す音楽がつくため、その尺の間にセリフを収めないといけない縛りがあり、苦肉の策で削ったものだと思います。致し方なし。
▼滑走動画はすべて公式youtubeで視聴可能
好きなキャラ: 八木 夕凪

出典: 『メダリスト』17話
名港ウィンドFSCに所属し、クラブ内では大学生の鯱城理依奈・同世代の狼嵜光に次ぐNo.3と呼び声高い実力者です。
中部ブロック大会では狼嵜光が出場辞退したことから優勝候補の一角と言われており、実際トリプルルッツ+トリプルループを成功させ80.03点というかなり高いスコアを叩き出しましたが、主人公・結束いのりに上回られて2位に終わりました。
コーチを務めるのはオリンピック銀メダリストの鴗鳥慎一郎で、彼が現役引退後初めて受け持った選手が夕凪でした。また、夕凪は慎一郎に対して恋愛感情と言っても差し支えない強い思いを抱いています。
クールで大人びた雰囲気の彼女ですが、本番前には精神統一と称してトイレの個室に籠り、自前のパペットで自分と慎一郎先生の二人を再現して自分の中の慎一郎先生から励ましてもらう(?)ことで心のバランスを取るというおもしろムーブを見せます。
▼この直後、いのりに聞かれていたことに気づき文字通り横転する模様
一方で、スケートに関しては自分より後からクラブに入った狼嵜光があっという間に自分を追い抜いていったことに対して複雑な感情を抱えています。また、その狼嵜光よりさらに後からスケートを始め、凄い勢いで実力を伸ばし猛追している結束いのりに対しても、「あなたは追い抜かれる無力感を知らない」「その差を埋める悲しみを知らない」「この痛みを知らない人を金メダリストになんかさせない」と苛烈な感情を抱いていました。
▼これは原作漫画の描写も凄かった

出典: 『メダリスト』5巻Score19
クール系の大人っぽいキャラ→コーチが好きでパペットで精神統一をするおもしろおかわいいキャラ→ライバルたちにかなり強い感情を持っているキャラと1話の間で目まぐるしく"属性"がお出しされ、かなり人間味指数の高い子になっています。
2位: Fate/strange Fake

魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
かつて、日本で行われた第五次聖杯戦争の終結から幾年。
新たな聖杯の予兆がアメリカ合衆国西部の都市・スノーフィールドにおいて観測される。
そして集う、魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉達――
欠けたクラス。
選ばれるはずのないサーヴァント。
暗躍する国家。
戦争の為に造られた街。
――数多のイレギュラーにより、「聖杯戦争」は混迷し、捻じれていく。
偽りの聖杯の壇上で踊る、人間と英霊〈サーヴァント〉達の饗宴が幕を開ける――。
『Fate/stay night』の世界線を基盤にしつつ、独自のパラレルワールドが描かれる公式スピンオフ。元々は『デュラララ!!』などで有名な成田良悟がエイプリルフール企画として描いたネタだったのが、奈須きのこの承認を得て公式にライトノベルとして刊行されたという経緯があります。
一応Fateシリーズの事前知識がなくても見られるという建前ではありますが、最低限マスター/サーヴァントの関係性を始めとした聖杯戦争の仕組みは押さえておかないと理解が難しい気はしますね。
とはいえ自分もわりと前に見たFate/stay night(無印・Unlimited Blade WorksHeaven's Feel)とFate/Zero、あとソシャゲのFGOの経験くらいしかない状態でガッツリ楽しめたので、そこまで深い理解がなくてもある程度の知識があれば問題ないかと思います。
実は3年前にFate/strange Fake -Whispers of Dawn-というタイトルで第0話的なものが放送されてました。ここから3年待たされるとは…。
ただまぁ3年かけただけあって作画は凄まじく、毎週劇場版やってるみたいなクオリティでした。
聖杯戦争ということで、ただでさえセイバー・アーチャー・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカーのサーヴァントとそのマスターが出てくる上に、今回はわけあって「偽」のサーヴァントも登場してきたりするため、30人を超えるキャラクターが入り乱れる展開になっています。
混乱しないよう公式Xが毎週放送終了翌日にその時点での人物相関図をアップしてくれて助かりました。
▼第1話時点。ここから倍増する模様

案の定というか、1クール13話では全然話の収集はつかず、さぁここからというところで終わってしまいました。続編やってくれますよね…?(震え声)
EDテーマ『潜在的なアイ』はクール屈指でした。曲自体も良いのですが、シリアスマシマシの本編と打って変わって対立陣営のキャラクターたちが仲良く手を繋いでいる映像なのがウケますね。なんか拒絶されてる人もいますが
ちなみにこのED映像は4話までのもので、5話からは曲はそのままに映像が新しいものに差し変わります。そっちもなかなかgood。
好きなキャラ: ティーネ&ギルガメッシュ

出典: 『Fate/strange Fake』4話
せっかくなのでマスターとサーヴァントセットで。stay nightやZeroでもお馴染みのギルガメッシュ王が今回もアーチャーのサーヴァントとして登場します。
一方のマスターはティーネ・チェルク。褐色の肌に白いドレスを纏った比較的幼い少女で、スノーフィールドの地を千年以上守り続けてきた先住民の一族の総代を、父の死後に継いだ立場にあります。
合衆国による開発・魔術都市化で奪われた土地を取り戻すという一族の悲願を果たすため、強い覚悟を持って聖杯戦争に参戦しました。
ギルガメッシュといえば他のシリーズでは良くも悪くも傲岸不遜な態度が印象的ですが、今回の聖杯戦争ではまだ幼いマスターのティーネが忠節を持って臣下のように接した上、盟友であるエルキドゥが参戦したこともあり、かなりまともなキャラクターになっています。
特に印象的だったのは6話、他陣営のサーヴァントに侮られたことを気にしてティーネが凹んでいる場面。ギルガメッシュはそれを「傲慢」だと言い放ちます。強者の前では、ティーネはまだ誇りを持たない幼子に過ぎないのだ、と。
一方で、「その点、貴様は幸運よな? 仮初とはいえ俺の家臣であるのだ。数日もすれば俺の栄光をその目に焼き付けたことが、誇りとなるだろうよ?」 と続けます。英雄王らしい尊大な言い回しですが、ティーネの自尊心を高めるための彼らしい心遣いだったと言えるでしょう。
1位: 正反対な君と僕

いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子・鈴木と、物静かだけど自分の意見をしっかり言える男子・谷。
正反対な二人がお互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく姿と、友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。
「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」男性部門賞、「マンガ大賞2024」第7位、「第4回マガデミー賞」作品賞など数多くの受賞歴がある漫画原作。既に完結済みで全8巻と比較的コンパクトです。夏から2期放送が決まっており、そこで原作ラストまで行けそうですね。(単行本をすべて揃えているのですが、個人的にアニメを初見にしたいという思いから放送範囲までしか読んでません)
よくある男性向けラブコメとは少し毛色が違っており、1話時点で主人公とヒロインのカップルが成立することと、心理の言語化描写が非常に丁寧であるという特徴があります。
同じクールで『異国日記』というこちらも心情の言語化を丁寧に行う作品がありましたが、異国日記がむき出しの感情を独特な比喩表現で包んだ文学的な心理描写であるのに対し、こちらはどちらかというと理性的に1つ1つ感情を解説していくような感じでした。色んな意味で令和のラブコメだなという印象です。
内容のエモさもさることながら、『小市民シリーズ』などを担当したラパントラックが制作で作画もハイレベル、さらにギャグも面白くて全方面でクオリティの高いアニメでした。
▼「教室にオニヤンマが出現」という理由で突然呼び出される山田。どういうこと?

出典: 『正反対な君と僕』5話
他にも、作中で山田の連絡先として出てくるQRコードを実際に読み込むと、山田の友達カウンターとかいう謎の特設サイトに繋がるようになっているなど、細かい仕込みが多く散りばめられていたのが個人的にウケました。
ちなみに同じ作者が描く漫画『氷の城壁』が春クールにアニメ化されており、2クール連続阿賀沢紅茶作品がアニメ放送されているという珍しいことになっています(何なら夏からは正反対2期があるので3クール連続)。ざっくり言うと氷の城壁が"陰"の人間味を描き、正反対が"陽"の人間味を描いてるような感じですね。
好きなキャラ: 西

出典: 『正反対な君と僕』6話
主人公である鈴木・谷が開始早々に恋人関係になったことにより、サブキャラたちの恋愛模様の方がエモくなりがちな本作品。中でも、クラスのムードメーカーで裏表がなくお調子者の山田と、物静かで控えめ・極度の人見知りである西の"正反対"カップリングは個人的に最エモです。
西は人見知りながら人の話を聞くこと自体は別に嫌いではなく、むしろ傍から会話を聞いてこっそり笑ったりしてます。ただ自分が話すとなると脳内でぐるぐると考えを巡らせすぎてしまい、結果何も話せなかったりワンテンポ遅れたりしてしまうタイプです。
一方の山田はコミュ強陽キャながら、「普段あまり笑わないような子が自分の発言に思わずクスッとしてしまうことにこの上ない喜びを覚える」という、自分でも言語化できていないちょっとややこしい性癖を持っています。
結果、西のムーブが山田にクリティカルヒットし、山田の方から徐々に距離を詰めていく形になります。西サイドも満更でもないようで、修学旅行編で一緒に行動したり、終盤ではデートに出かけたりします。
▼横浜デート編。あまりにもヒロイン力が高かった
ちなみにアニメ1期時点でまだ下の名前は明かされていません。「西さん」だったり「ニッシ」だったり、あるいは鈴木からは「ニッさん」と呼ばれたりしてます(車メーカーにちなんでスズキとニッサン?)。
メインの鈴木や谷も中盤まで明かされず、5話の名前呼びイベント発生時に初めて公開&エンドクレジットに記載されたことを考えると、このパターンで2期に明かされる可能性もある…?
ここからは例によって、その他ランク外での注目キャラをピックアップしていきます。
星 綺羅羅 (呪術廻戦)

出典: 『呪術廻戦』53話
呪術廻戦の3期にあたる死滅回遊編から新たに登場した、呪術高専3年の星 綺羅羅パイセン。なお現在は停学中です。
星間飛行(ラブ・ランデブー)という触れてマーキングした呪力同士に引力・斥力を発生させる術式を使って戦いますが、この術式の仕組みが難解すぎて何回か聞いてもよくわかりませんでした。原作者も「カロリーのある能力をやってみようとして割と失敗しました」とインタビューで語っている模様。
こんな顔と名前ですが、なんと男です。性癖壊されキッズが続出してしまう…。
トーチャー・トルチュール (姫様"拷問"の時間です)

出典: 『姫様"拷問"の時間です』14話
物騒なタイトルからは考えられないほのぼの展開がひたすら続く癒し系アニメ、ひめごうの2期から最高位拷問官トーチャーを推します。
1期では姫様を選出していましたが、2期に入ってトーチャーの良さに気づき、姫様よろしくそちらに屈しそうになっています。基本的にしっかりしているがたまに抜けている敬語キャラ、良い文明。
杠 (地獄楽)

出典: 『地獄楽』17話
1期に続き、杠(ゆずりは)を2連続で選出。2期に入っても変わらずの良さでした。
溢れる美貌と妖艶な肉体に卓越した話術で誰にでも取り入れる手練手管を持ちながら、自分が生きるためなら容赦なく他者を切り捨てられるドライな女忍者の杠。それでも死地をともに生き延びた面々にはやはり愛着が湧いているようで、仲間として大事に思う描写が良いギャップを出しています。
容赦なくキャラが死んでいく作品な上に、終盤で死亡フラグが立っていたので退場してしまうんじゃないかと心配でしたが、なんとか2期の範囲内では生存しました。まぁまだ油断はできないですね…
尾々守 一咲/いさき (人外教室の人間嫌い教師)

出典: 『人外教室の人間嫌い教師』3話
とある出来事をきっかけに人間不信になった元教師のニート主人公が、ひょんなことから「人間になりたい人外の女の子たちが人間になるための学校」で働き始めるというお話。この子は人間になりたい狼の少女です。
普段は眼鏡を掛けていて物静かでおとなしいキャラなんですが、狼ということで満月の日に性格が変わり、ギャルモードの人格が出てきます。通常状態の彼女は「一咲」、ギャルモードの彼女は「いさき」と漢字/ひらがなで呼び分けられています(アニメだと同じ音なので正直あまり区別つきませんでしたが)。
元のキャラも悪くはないのですが、正直ギャルモードの方がだいぶ良く、月1回しか現れないのはもったいないな…と感じていました。制作側もそう思ったのか、なんか2話に1回くらいのペースで満月の日の話が描かれるようになり、結構なペースでいさきが出てきてくれました。
井ノ華 六花 (真夜中ハートチューン)

出典: 『真夜中ハートチューン』7話
週刊少年マガジン連載中のラブコメ作品で、圧倒的な絵の上手さとエモい展開、そして独特の語彙を用いた台詞回しの妙が魅力です。原作漫画も追っており、個人的に放送前は一番期待していた作品でした。
しかし作画が苦しい回が多く、正直アニメ化ガチャ失敗と言わざるを得ないと思います。五等分の花嫁1期もそうでしたが、週マガ連載の絵が美しいラブコメはアニメ化で酷い作画を背負わされるカルマを背負ってるのなんなんでしょうね…。ジャンプ系作品がほぼほぼ高品質でアニメ化されることを考えると、講談社が悪いんでしょうか。
とはいえ、おそらく少ないリソースで要所を締めてなんとか見られる作画を保っている回もありますし、話自体は原作通り良かったです。2期も決定しているので、その時は作画が少しでもマシになっていることを願いたいですね…。
アニメ制作への愚痴が長くなってしまいしたが、全キャラ魅力的な中でこの井ノ華六花(いのはな りっか)が特に一押しです。放送部部長で歌手(シンガーソングライター)志望、結構際どい発言をして主人公の山吹有栖をからかうのが好きな小悪魔的な一面があります。
しかしこの主人公・有栖は従来のラブコメ主人公とは違って鈍感属性がなく、かつ自分に多大な自信を持っているため容易に反撃をくらって赤面しがちです。原作の言葉を借りるなら「防御ペラいのに攻めたがり」なヒロインと言えます。