すがブログ

聖地巡礼とか各期のアニメ振り返りとか書きます

【聖地巡礼】さよならララ 第2弾 (滋賀県大津市/東近江市など) 2026/9/24

1ヶ月前に、7話放送時点で登場していた大津港・近江大橋・石山駅周辺・びわ湖バレイロープウェイ乗り場などの聖地巡礼に行きましたが、今回はその後の話で登場したスポットを追加で巡りました。

いつも書いている簡単な作品紹介は前回の記事にあるので割愛します。

▼前回

 

 

聖地巡礼記録

前回は滋賀周遊デジタルラリーの第1弾開催期間中でしたが、今回は第2弾が始まっていたのでそちらの対象である能登川アリーナ・ブルーメの丘・JR瀬田駅などを巡礼しました。

第1弾は開始2週間後時点でもうクリア特典が枯れており貰えなかったんですが、今回は第2弾開始から3日でクリアしたこともあり無事獲得。

 

▼特典:3人がアイスを食べるクリアカード

 

 

 

 

能登川アリーナ

出典: 『さよならララ』8話

茉里が出場したボクシング大会が開催された会場。能登川駅から20分くらい歩きました。

今年の4月からネーミングライツが開始されたらしく、「タナベエナジー能登川アリーナ」という愛称になっています。

 

訪問した日は休館日だったため中には入れませんでしたが、茉里のパネルは見えました。

▼茉里パネルと、デジタルラリー特典のフォトフレームを用いて撮影した1枚



 

ブルーメの丘

出典: 『さよならララ』9話

9話でララとルカ(とレオ)がデートに訪れた場所。噴水や花畑・動物と触れ合えるコーナーなどなど結構コンテンツが豊富で、普通に観光地として楽しめます。

平日に行ったためかなり空いており快適でしたが、あまりにも人が少ないため営業していない売店などもありました。

近江八幡駅からバスで1時間ほどかかり、ルカが「酔わん?」と心配していたのも納得。バス停からもそこそこ距離があり、基本的に車での来園以外はあんまり想定されてなさそうです。

 

▼こちらもパネル&特典のフォトフレーム

 

 

 

瀬田駅

出典: 『さよならララ』12話

最終話のラスト、旅立つララを茉里が駅のホームで見送るシーン。茉里家がある石山駅でないのは駅の見た目の都合でしょうか?

1番上の駅の外観のショットは位置的に普通に撮ろうとするとうまく収まらなかったんですが、スマホのパノラマ機能撮影を用いるとかなり良い感じにできました。

 

 

 

大津港シンボル緑地公園

出典: 『さよならララ』1話

こちらは前回巡礼済みですが、今回は夜の写真が撮れてより1話のシーンに近づいたので改めて載せておきます。

現実は街の光でめちゃくちゃ明るいんですね…。

 

余談ですが、大津港の旅客ターミナルの自販機を見ると、ココアが売り切れてました。聖地巡礼オタクがみんな茉里のマネをしてココアを買った影響の可能性。

 

 

 

おまけ

石山の平和堂でデジタルラリーの特典を回収して京阪で大津港に向かおうとしたところ、偶然にもララのラッピング車両が来てびっくりしました。

知識としてラッピング車両が走っていることは知っていたものの、どの時刻の車両がそれになるかは不明で「まぁいつ来るか分からないものをずっと待ち続けるのもアレやし、運が良ければどっかでチラッと見られたらええなぁ」くらいに考えてたんですが…乗ろうとした車両がたまたまラッピングだったという奇跡。神に愛されているとしか思えないタイミングでした。

 

▼車内の広告もさよララ一色

 

 

<2026秋>注目アニメ放送前チェック

秋もやっていきます。

 

 

とりあえず1話見るリスト

 

再放送除いて35本、ここから30本前後に調整していく予定です。

アオのハコや氷の城壁などの2期はあるものの、全体的に未知数なものが多い印象。秋クールは例年そんな感じな気がします。

去年はその中でわたたべやグノーシアなどの良作が出てきましたが今年は果たして…。

 

 

 

注目作ピックアップ

 

 

FX戦士くるみちゃん

念願のFX(外国為替証拠金取引)デビューを果した大学生・くるみちゃん。その理由は、亡きお母さんがFXで溶かした2000万円を取り戻すため。

「2000万円くらい、簡単に取り返せるようになってやる!」そう誓った彼女が飛び込んだ先は、ひと晩で天国にも地獄にもひっくり返る世界。

含み損、ロスカット、止まらない鼓動……。それでも買いたい、売りたい、稼ぎたい!

萌智子(もちこ)、芽吹(めぶき)、やす子―― クセ強なFX戦士たちも加わり、相場はますますヒートアップ!

チャートに一喜一憂する、かわいくてちょっぴり(!?)危険なマネーゲーム。くるみちゃんたちは、この荒れ狂う世界を生き残れるのか――!?

アニメ化前から良くも悪くも話題になっていたので、自分も名前自体は聞いたことあった問題作。

最近はぬきたしとかヤニねことかみいちゃんとか地元最高!とか「ほんまに放送できるんか…?」みたいなギリギリを攻める作品が続々アニメ化されてますね…

 

 

 

#ゾンビさがしてます

「これは人違い……いや、ゾンビ違い」

人類の9割が謎の感染症に感染・死亡した“あかいひ”から13年、生き延びた人々は都市を離れ隔離された村で暮らしていた。

壊滅前の記憶がない新世代のアキは、かつて村を出て行った父親を探すため、幼馴染のナツキ、ハルと共に村を抜け出す。

村から出ると、どこもかしこもゾンビだらけ。それでも初めて感じる“外の世界”は、広大で、新鮮で、美しい!

道中出会ったユウ、サクラも加わって、少年少女の過酷で楽しい新生活がはじまる—— 

PV見て面白そうだったシリーズ。ゾンビものにしてはかなり明るそうな雰囲気で、なんとなく『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』を思い出しました。

原作漫画作者のカツヲ氏は『三ツ星カラーズ』『ひとりぼっちの〇〇生活』に続く3本目のアニメ化ですごいですね。

 

 

 

生徒会にも穴はある!

ここは町はずれにある進学校、私立藤成学園。

高等部1年の水之江梅は文学賞などを多数受賞したりと国語の成績は抜群な一方、理系科目は進級に響くほど壊滅的。留年回避のため、内申点をあげるため生徒会の役員となることに。

しかし、彼が入った生徒会にはカリスマむっつり生徒会長・古都吹寿子、怖くて優しい清楚な会計・照井有栖。生意気可愛い男の子・尾鳥たん、小っちゃな捨て猫庶務・陸奥こまろと何やら変わった子たちが勢揃い!

そんなキュートでちぐはぐな面々が織り成す、ドタバタハートフル生徒会ラブ&コメディ、はじまりです!

週刊少年マガジンで大好評(?)連載中の作品。マガジンで生徒会といえば『生徒会役員共!』が有名ですが、アレに負けず劣らずの下ネタで殴ってきます。

ちなみに略称は「生穴る」。卑猥ですね。

 

 

 

塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い

クラス中の高嶺の花、佐藤こはる。誰にも笑顔を見せない、通称“塩対応の佐藤さん”。

でもある日、同じクラスの押尾颯太が、実家が営むカフェで見た佐藤さんの姿は……スイーツの写真を撮るため奮闘する、隙だらけの姿で!?

本当は人見知りで不器用なだけの佐藤さんと、そんな佐藤さんのことが好きな押尾君。二人の距離は、スイーツとカメラをきっかけに、少しずつ縮まっていく。

もどかしくて、愛おしい。世界で一番甘い両片想いに、きっとあなたもとろけてしまう――。

不器用な二人が織りなす“甘くてしょっぱい”青春ラブコメディ!

ガガガ文庫のラノベ原作ラブコメ。いかにもって感じですね。この手の作品は映像化すると甘すぎてキツかったりすることもありますが果たして…。

主題歌は安心と信頼のオーイシマサヨシが務めるようです。

 

 

 

超巡!超条先輩

最強(?)バディが平和を守る!超能力ポリスコメディ!!

読心術や千里眼、テレパシーといったありとあらゆる超能力を駆使する犯罪捜査のスペシャリスト「超条巡」

柔道の有段者でその怪力からゴリラの異名をもつ新米警官「一本木直」

最強(?)バディは今日も珍宿の平和を守る

かつて週刊少年ジャンプで連載していたコメディ漫画。

約1年半で連載を打ち切られたにも関わらず、その翌月に「次にくるマンガ大賞」で3位にランクインしたことが発表され、さらにその翌月にアニメ化が決定するという異色の経歴を持っています。

 

 

 

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。

強化付与魔術師のレインは、ある日突然ギルドを追放される。だが彼は絶望するどころか、「今なら何でもできる!な」と、これまでギルドメンバーの装備に付与した大量の強化ポイントを回収し、冒険者として新たな道を歩き始める。

彼のもとに集まるのは、仲間を皆殺しにされ心を閉ざした天才冒険者、家族を奪われた戦士、人殺しとして育てられた暗殺者――誰もが、簡単には消えない傷を抱えた者ばかり。

それでもレインは、過去も傷も否定せず、まっすぐに明るく受け入れていく。

タイトルだけ見るとテンプレなろう系にしか思えないのですが、なんか色々と凄いらしくTLでたびたび話題に上がっていたので気になっていました。

どうやら原作ラノベとそのコミカライズで内容が良い意味で(?)全然違うらしく、そのコミカライズ版をもとにアニメ化されるようです。

 

 

 

以降は続き物作品。

 

 

 

氷の城壁 第2期

人と接するのが苦手で、他人との間に壁を作ってしまう高校生・氷川小雪。幼なじみの安曇美姫以外誰ともつるまず、静かに日々を過ごしていた彼女の前に、なぜかぐいぐい距離を詰めてくる男子・雨宮湊が現れて――?

親交を深めていく内に、お互いに友達以上の感情を抱くようになった小雪と湊。長年抱えていた想いを美姫に伝えた陽太。想いを伝える者、心の内に秘める者、それぞれの矢印はすれ違いを加速していく。

孤高の女子・小雪、元学校のアイドル・美姫、距離ナシ男子・湊、優しく穏やかなバスケ部員・陽太。不器用で、じれったくて、それでも愛おしい。青春のすれ違いが織りなす群像劇は進んでいく。

たった半年前の春アニメで1期が放送されたばかりなので、実質分割2クールのような形ですね。1期で個人的にCV鬼頭明里の後輩キャラが気になってましたが、出番増えそうでアツい。

今年は冬と夏クールに正反対な君と僕、春と秋クールに氷の城壁と、1年中阿賀沢紅茶が交互に放送されるというすごいことになりました。

 

 

 

らんま1/2 第3期

早乙女乱馬と、天道道場三女の天道あかねは親が決めた許婚同士。しかし乱馬にはある悩みが…。中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまっていた!?

乱馬とあかね、そして個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー、ここに開幕!

言わずとしれた超名作のリメイクアニメ、3期まで来ました。相変わらず作画がクッソ強そうですね。

1期2期と見てきましたが令和の時代でもラブコメとして面白く、やはりこのジャンルの教科書のような存在なんだなぁと感じます。

 

 

 

アオのハコ Season2

毎朝一番に会いたい人がいる――

中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校男子バドミントン部の猪股大喜は、毎日、朝練で顔を合わせる女子バスケットボール部のエースで一つ上の先輩、鹿野千夏に恋をする。

ある日、千夏が親の海外転勤に伴い、猪股家に居候することになり、二人の距離は朝練仲間から一変。

部活に恋に勉強に、大喜にとって忘れられない、新しい季節がはじまる――

週刊少年ジャンプで連載し先日完結を迎えた、大変爽やかな青春ラブコメ。1期は深夜枠でしたが、2期からは日曜夕方枠になります。

1期では蝶野雛が負けヒロインとして非常にエモい姿を見せましたが、2期はメインヒロインである千夏先輩の本気が見られそうです。

 

 

 

【聖地巡礼】ざつ旅-That's Journey- (宮城県松島町/岩手県花巻市) 2026/4/13, 9/3

簡単な作品紹介

2025年春に放送されたアニメで、漫画家志望ながらなかなか連載を持てず行き詰まった主人公の鈴ヶ森ちかが、タイトルの通り行き当たりばったりの雑な旅をするという作品です。

かなりのハイペースで旅に出ており、1クール12話でざっくり12箇所を巡っているため、全国のいろんな場所が聖地になっています。

 

 

以前は伊勢周辺を巡礼しましたが、今回は「第2旅」で訪れた宮城県の松島周辺と「第10旅」で訪れた岩手県花巻市のスポットを巡礼しました。それぞれ完全に別のタイミングの旅ですが、この記事でまとめて書いていきたいと思います。

 

 

聖地巡礼記録(松島編)

※アニメ画像出典はすべて『ざつ旅-That's Journey-』2話より

 

 

 

松島海岸駅

まず訪れる松島の玄関口、松島海岸駅。

実は「松島駅」と「松島海岸駅」があり、この2駅は1km以上離れているというトラップがあったりします。

 

 

 

瑞巌寺

平安時代に創建されたとされ、1609年に伊達政宗が再建した禅寺。

本堂内部は撮影禁止なので、撮影できるのはこの入り口付近だけになります。

 

 

 

透橋

五大堂に向かうための橋、透橋(すかしばし)。

橋桁の間が空いており、上から下の波が透かして見えるので透橋と言われています。

 

 

 

松島海岸中央広場

瑞巌寺・五大堂の近くにある広場。

松島の看板が撮影スポットになっています。

 

 

 

雄島

渡月橋を渡って行く、松島湾に浮かぶ小島。

骨塔や松尾芭蕉の句碑などがあります。

 

 

 

聖地巡礼記録(花巻編)

※アニメ画像出典はすべて『ざつ旅-That's Journey-』10話より

 

 

 

新花巻駅

東北新幹線・新花巻駅の西口。

『銀河鉄道の夜』や『セロ弾きのゴーシュ』をイメージしたモニュメントがあります。

 

 

 

釜石線踏切

新花巻駅から西に500mほど歩いたところにある踏切。

このへんはほとんど人通りがないです。

 

 

 

宮澤賢治記念館への階段

全367段の階段で、各段に「あ」「め」「に」「も」「ま」「け」「ず」…と雨ニモマケズの本文が一文字ずつ割り振られています。

「熊出没注意」の掲示が増えていて微妙に配置が変わってました。

 

 

 

Wildcat House 山猫軒

『注文の多い料理店』をモデルにしたレストラン、山猫軒。

ここはうっかり入っても食材にされることはありません。

 

 

 

宮沢賢治記念館

宮沢賢治の生涯と作品を紹介する施設。

科学・芸術・宇宙・宗教・農業と展示のジャンルが多岐に渡っており、その多才さを実感します。

 

 

 

胡四王神社

宮沢賢治記念館から山道を少し歩いたところにあります。

作中で眺めが良いとされていましたが、生憎の雨で視界は悪かったです。

 

 

 

案山子

地元の野菜などが売られている小さな農産物直売所。焼きプリン大福うまかったです。

作中だと宮沢賢治記念館から普通に徒歩でここまで行ってますが、かなりの距離があります。

 

▼原作者のイラスト色紙とポスターが飾られていた

 

【聖地巡礼】霧尾ファンクラブ(東京都狛江市) 2026/9/5

簡単な作品紹介

拝啓 霧尾くん、あなたが好きです。

でも、知りませんでした。

人を好きになるのが、こんなにつらいなんて。

大好きだよ、霧尾くん。

霧尾くんとハンバーガー食べたい。

霧尾くんと相合傘したい。

霧尾くんとお皿割りまくりたい。

霧尾くんと身体中のほくろ探しの旅に出たい。

霧尾くんと出会った日を国民の祝日にしたい。

 

藍美と波、大好きな人の話をする、2人だけの大切な時間。

こんな日常が、いつまでも続くと思ってた。

一方通行な想いの連鎖は、私たちの日常を変えていく。

 

今年の春アニメとして放送され、個人的にここ数年でもトップクラスに刺さった名作。イカれたギャグアニメの皮をかぶった人間味アニメーションでした。詳細は2026春アニメの振り返り記事で長文語りしているのでこちらをご確認ください。

 

 

今回、作品の舞台である狛江市で開催される狛江フェスティバル2026に合わせて、霧尾ファンクラブの聖地巡礼イベントが公式に開催される運びとなり、そちらに参加してきました。

 

 

 

狛江駅前には藍美・波・霧尾くんの等身大イラストが描かれたパネルが掲示され、応援メッセージを記入するコーナーがあったり、ポップアップショップが開かれたり、限定クリアしおり&ステッカーが配布されたりしました。

波役を務める若山詩音のトークショーも開催されていたようですが、こちらは時間の都合で参加できず…。

 

▼クリアしおり/ステッカー/パンフレットなどなど

 

 

さらには藍美たちが通う学校のモデルとなった都立狛江高校の文化祭が同日に開催されており、そこで生徒有志による涙なめなめソングの生合唱が行われることに。一体どういうことなんだと困惑しましたが、実際に観に行くと本当に4人の女子高生が涙なめなめソングを合唱していました。なんなら「目耳鼻口毛骨胃肺心臓肝臓腎臓膵臓」のところに振り付けまでついてて感動しました。いたいけな高校生になにをやらせているんだ…。

 

 

 

聖地巡礼記録

イベントで公式配布された聖地巡礼マップがあるので、こちらが参考になります。

(実はイベントの前に自力で調べてある程度作っていたのですが…公式があるのならそちらの方が良いでしょう)(もっと早く公開してくれていれば…)

ピンが大福野郎になってるのがじわじわきますね。

 

 

 

狛江駅

出典: 『霧尾ファンクラブ』ED映像

エンディング映像などに出てくる駅前の風景。

リアルだと高校の最寄りは隣の和泉多摩川駅ですが、まぁ狛江駅の方が栄えてるのでこちらになったんでしょうか。

 

 

 

たかちゃんえきまえ広場

出典: 『霧尾ファンクラブ』10話

10話でいろいろな勘違いの末、犯人逮捕に協力してしまったくだりで出てくる広場。

今回狛江フェスティバル開催中のため広場に屋台が出ており、広場内がほとんど撮影できず…別タイミングでリベンジしたいところ。

 

 

 

多摩川サイクリングロード

出典: 『霧尾ファンクラブ』2話

2話の下校シーンをはじめ、頻繁に出てくる河原の道ですね。

狛江高校のすぐ隣あたり、多摩水道橋を眺める位置になります。

 

 

 

水道橋児童公園前

出典: 『霧尾ファンクラブ』2話/9話

2話で霧尾・桃瀬・皐月が3人で帰るシーンや、9話で桃瀬が波に告白するシーン。

藍美は水道橋の高架下から2人を眺めていたことになりますね。

 

 

 

狛江高校前交差点

出典: 『霧尾ファンクラブ』4話

4話の冒頭、藍美と波(と星羅)の登校シーン。

狛江高校が作中では「江狛高校」になってますね。

 

 

 

狛江高校

出典: 『霧尾ファンクラブ』1話

作品の舞台、狛江高校改め江狛高校。

この日は同校の文化祭とコラボした公式の聖地巡礼イベントが開催されていたため一般人も学校内に入ることができましたが、当然普段は関係者以外入れないので絶対に無断で侵入しないようにしましょう。

 

▼学生の手描きと思われる校内の案内図や、イラストが描かれた黒板

 

 

▼校内のいたる所に霧尾ファンクラブの場面カットが掲示されていた

 

 

教室や化学室などは展示スペースになっており、実際に1話であった霧尾くんの学ランや好きなところ一覧、4話であった消しゴムをアルコールランプで炙る装置などが再現されてて笑いました。

出典: 『霧尾ファンクラブ』1話/4話

 

 

正直普通の公立高校が、(作品の舞台になったとはいえ)そこまで世間に認知されてるわけではないアニメに対して、これだけ全面協力して合唱イベントや再現展示などを用意してくれるのはあまり聞いたことがない例で、普通に凄いことだなと思いました。協力していただいた高校生や職員には改めて感謝を。

 

 

【聖地巡礼】さよならララ(滋賀県大津市など) 2026/8/21

簡単な作品紹介

昔々あるところに、ララという人魚のプリンセスがおりました。

海の王である父と、姉たちに愛されて、すくすくと育ちました。

 

ある日、ララは地上に生きる人間の王子に恋をしてしまいます。

それは人魚たちの世界では許されぬ、禁じられた恋でした。

 

それでもララは地上へ旅立ちます。

魔女グレイスにもらった薬を飲み、人間の姿になったのです。

 

しかしそれは、“本当の愛”を見つけなければ、

泡となって消えてしまう禁忌の薬でした。

 

人魚のプリンセスでありながら、人間との愛を望んだララ。

けれど———その願いは叶わず、泡となって海へ消えてしまうのでした。

 

それから200年。

長い時を経て、人魚姫ララは琵琶湖に蘇る。

今度こそ“本当の愛”を見つけるために———。

アニメーション制作スタジオ「キネマシトラス」の創立15周年を記念して制作された、今期絶賛放送中の完全オリジナルの新作アニメです。

あらすじを読んで分かる通り、アンデルセンの童話『人魚姫』を題材とした作品ですね。1話は人魚姫と同じような流れで進みますが、泡となって消えたと思われた人魚・ララが200年後の現代日本(滋賀)で再び目を覚まします。そこで自分の行いのせいで家族が滅びかけ、長い眠りについていることを知り、家族を救うために滋賀で「本当の愛」を探し始めるというお話。

作画も安定しており、各キャラクターに魅力もあって話題を呼んでいる本作。作中でがっつり滋賀の風景が映っていることもあり、京阪電車やミシガンクルーズと公式コラボイベントも行われています。

 

 

大津駅前の観光案内所にはパネルやビラも設置されていました。

 

 

また、滋賀周遊デジタルラリーも開催されていたのでこちらも参加してきました。なお人気すぎてクリア特典は枯れていた模様。

 

 

 

聖地巡礼記録

公式サイトにざっくりとした聖地マップが載っていたのでこちらを参考にしつつ、個人でまとめている方々のブログなども確認しながらの巡礼となりました。

結構駅から離れている場所もあったので、各地のポートで乗り捨てできるレンタル自転車なども活用して移動しました。

 

 

 

大津港シンボル緑地公園

出典: 『さよならララ』1話

1話ラスト、琵琶湖から降ってきた(?)ララに茉里の拳が決まったシーン。

そびえ立つ2本の棒が目印です。

 

▼ミシガンクルーズ乗船場にはさよならララのタペストリーも

 

 

 

大津港旅客ターミナル

出典: 『さよならララ』2話

雨の中琵琶湖に飛び込んだララを救出し、避難した建物。

ベンチの位置が微妙に違いました。

 

▼魔女もいました

 

 

 

膳所港

出典: 『さよならララ』3話

茉里がランニング中に先輩に遭遇した場面ですね。

近江大橋の西詰に位置し、橋の下を抜けられるトンネルがあります。

 

 

 

近江大橋西詰の歩道橋

出典: 『さよならララ』6話/7話

ルカと出会い、茉里がララを湖に突き飛ばした歩道橋です。

突き飛ばされた先の場所は実際は舟がいっぱいあるので、綺麗に湖にダイブするのは難しそう。

 

 

 

瀬田川大橋西詰

 

出典: 『さよならララ』2話

2話でララが茉里の家から飛び出して転がり落ちたあたり。

橋の下の写真をアニメ通りの構図で撮ろうとすると川の中に入るしかなさそうですね…。

 

 

 

平和堂石山

出典: 『さよならララ』4話

茉里たちがよく行くスーパーマーケット。

ちなみに外観は別の場所の平和堂がモデルになっている模様。

 

▼2階にはサイン入りパネルがあり、コラボTシャツも販売している

 

 

 

鯛の鯛

出典: 『さよならララ』4話

スーパーからの帰り道の風景。

提灯の文字はアニメでは「鯛めし」ですが、実際は「鯛の鯛」という店名が入っています。

 

 

 

晴嵐児童遊園地

出典: 『さよならララ』4話

平和堂石山のすぐ南にある小さな公園。

コータと会うシーンですね。

 

 

 

志賀駅

出典: 『さよならララ』7話

びわ湖テラスに向かう時に使った駅。他の聖地からかなり離れてます。

約1時間に1本の普通しか止まらないので注意。

 

 

 

びわ湖バレイロープウェイのりば

出典: 『さよならララ』7話

びわ湖テラスに向かうロープウェイ乗り場。駅から地味に遠いのでバスを使うのが吉。

ロープウェイはびわ湖テラスへの入場料含め約5000円と結構高く、時間もなかったので今回はパス。

 

 

 

アンデケン

出典: 『さよならララ』5話

ララと茉里がバイトしているケーキ屋。近江八幡なのでこれも他の聖地から少し離れてます。

おみやげにケーキ3つほど買いました。

 

 

▼パネルに加えて、サイン入りステッカーや雑誌も置かれていた

 

▼店舗前の黒板にはスタッフの手描き?と思われるララの絵も

 

 

 

 

(9/27 追記) 第2弾として能登川アリーナ・ブルーメの丘・瀬田駅などを巡礼したのでこちらもご覧ください

<2026春>アニメ振り返り

最近は有名作品の続き物が上位を席巻するクールが多い中、今期は新作が豊富だった印象です。やはり春は始まりの季節ということなんでしょうか。見ていきます。

 

 

▼前回

 

 

 

 

 

5位: 上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花

大学進学を機に学生寮に入寮した上伊那ぼたん。

 

寮のメンバーと訪れた秩父・芝桜まつりのベンチでひとり、お酒を飲む寮長・砺波いぶきを見つける。

 

ぼたんは、ハイボールをあまりに美味しそうに飲むいぶきに惹かれ「私もそれ、飲んでみたいな」と人生で初めてのお酒を口にすることに。

 

そこでお酒の美味しさを知ったぼたんは、一緒に暮らす寮生たちと焼酎・ワイン・ウイスキーなど様々なお酒を楽しみ、関係を深めていく。

 

一方、過去の苦い経験から“一人飲み”にこだわっていたいぶきも、楽しげで美味しそうにお酒を飲むぼたんと過ごすうちに、一緒にお酒を飲みたいと考えるようになり……。

 

放送前チェックでは「お酒をテーマにしたゆるい美少女日常系かな?」とか思ってましたが、蓋を開けてみるとたいへん湿度の高い濃厚百合アニメでした。思えばタイトルにがっつり"百合"が入っていることから察するべきだったのかもしれません。

わたなれやわたたべ、超!かぐや姫など最近トレンドになりつつある女×女関係性アニメに、また1つ強えー奴が加わったなという印象。

先に上げた3作品も含め主要キャラが高校生の作品が多いのに対し、上伊那ぼたんは大学生で全員飲酒可能な年齢ということもあり、お酒を介した大人びたコミュニケーションのもと物語が進行するというのが特徴的です。

 

▼実在するお酒の銘柄も色々出てくる

出典: 『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』1話/2話

 

一方で、登場人物がみな教養レベルが高く、一般的な大学生の水準からかけ離れた高尚な話題でコミュニケーションを取っていたことから、「衒学的」だと揶揄される側面もありました。

同じ「大学生が主人公でお酒をテーマにしたアニメ」として『ぐらんぶる』がありますが、アレとはあまりにも別世界すぎますね。比べるのがおかしい?それはそう

 

 

もう1つ特徴的だった点として、毎話作画テイストが変わるという方式を取っていたことが挙げられます。一般的なアニメでは絵柄に統一感を出すため総作画監督が全話を統括するものですが、そのポジションを置かずに毎話異なる作画監督が各々の個性を発揮した絵柄で仕上げるという、異例の体制が敷かれていました。

▼公式Xでも各話の絵柄の違いを紹介している

 

一歩間違えれば作画崩壊と捉えられかねない挑戦的な試みで、実際3話ではかなり尖った作画で賛否両論を巻き起こしました(正直自分もかなり違和感を抱きました)。それでも全話を通して非常に高い水準で維持されていたこともあり、トータルで見れば好評だったように思います。

 

 

また、OP/EDのクオリティの高さも話題になりました。

オープニング曲はyonigeの『芽吹くとき』。サビの疾走感と爽やかさを兼ね備えた曲調に、「炭酸が抜けるより速いスピードで変わっていく気持ち」など耳に残るフレーズもあり、曲単体でまず高評価です。

加えて、ホームビデオ風で各キャラの寮での様子を描いていく映像も非常に良く、ラストでぼたんが指銃で作品タイトルを撃ち抜き、銃口(指先)をふっと吹くシーンが好きすぎて毎週テレビの前で真似してしまうほどでした。キショいですね。

ちなみにyoutubeには「完全版」としてTV放送版より12秒ほど長くなった&画面比が4:3になったバージョンがアップされています。

 

 

一方のエンディングの『感情グラス』ですが、こちらはしっとりとしたEDらしい曲調で、各キャラクターが交代で歌う形になっています。何より反響を呼んだのがED映像で、サイレント漫画のようにいくつかの絵を切り替えていくことで、90秒間で1つのストーリーを描いていました。そしてそれが週替わりでどんどん新しいのが出てくるという…。いや凄すぎんか…。

内容もキャラクターの過去エピソードなど示唆に富んだものが多く、「このエピソードで1話分作れるやろ!」という視聴者の叫び声も上がっていました。

▼9話ED、本編の内容と照らし合わせて「人の心とかないんか?」になった

 

 

 

余談ですが、砺波いぶきのキャラデザが『ヤマノススメ』の雪村あおいに激似であることが放送開始当初からSNSでたびたび話題に上がっていました。奇しくもこちらは秩父、あちらは飯能が舞台と距離も近めです。さらに上伊那ぼたんの原作者である塀氏はヤマノススメ3期の原画スタッフとして参加していたことがあるなど、何かと関連が見つかっていました。

すると4話本編中に出てきた「ハイボールとチューハイの違い」を解説する動画で、明らかにヤマノススメの雪村あおいと倉上ひなたとしか思えないゆっくり解説風キャラクターが出てきました。もちろんCVも一致。

▼ゆっくりあおいとゆっくりひなた

出典: 『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』4話

作中キャラからも「いぶきさんと似てますね!」という発言が飛び出し、無事公式ネタと化しました。エンドクレジットにもちゃんと『ヤマノススメ Nest Summit』製作委員会が載っていた模様。

 

さらには7話では登山回があり、山に登るいぶきの姿はもう完全に雪村あおいでした。

 

 

 

好きなキャラ: 上伊那ぼたん

出典: 『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』オープニング映像

作品タイトルにもなっている本作の主人公。一浪かつ4月生まれという設定を生かし、大学入学直後からお酒を飲む姿が描かれます。正直最初の印象は「思わせぶりなレズムーブをかましまくる悪い女」でした。

昨年『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』に登場する甘織れな子が、「れな子が悪いんだよ」というネットミームも生まれるほどの罪深いムーブでヒロインを次々に落としまくる様子がネタにされていましたが、ぶっちゃけ余裕でれな子を超えるヤバさだったと思います。

 

れな子に関してはコミュ障×卑屈を拗らせた末の距離感バグがうまく作用して結果的にファム・ファタールと化していたみたいな感じでしたが、ぼたんに関しては自分の魅力を理解して意図的にやってるだろ…と思えるような手練手管で寮の面々、特に寮長の砺波いぶきと距離を縮めていきます。

1話からいきなりいぶきと2人で飲んでいる際に顔を近づけて「寮長の舌が欲しいな」と発言したり、4話では神社で縁結び祈願の紙に自分の名前を書くことを要求したり、マニキュアを塗ってもらおうとしたり…。「寮の先輩後輩」という関係性はとうに飛び越えた、あっという間に特別な2人になっていきました。

以前からいぶきに想いを寄せていたにも関わらず、その奥手さゆえになかなか距離を詰められずにいた郡上かなでとの対照が残酷でしたね…。まぁあまりにも負けヒロインムーブをしすぎていた郡上パイセンが悪いんですけど…。

 

 

8話にて、中盤から登場する台湾人留学生・張景嵐に誘われてサシ飲みするシーンがあります。ぼたんのいぶきに対する態度に釘を刺す…という書き方をすると少し剣呑ですが、少なくともぼたんの真意を問いただす意図を持ってセッティングされた場でした。

しかしぼたんは追及を軽くいなし、逆に場の主導権を握ります。ここらへんの振る舞いも本当に良い意味で悪いなぁと。(一瞬で字面が矛盾してますね)

 

とはいえ最後にはいぶきに対する想いを景嵐に、そして視聴者に吐露し、続く9話での非常に湿度の高いクライマックスシーンに繋がっていきます。

▼20歳の色気か?これが…

 

 

 

 

4位: とんがり帽子のアトリエ

「魔法」――、それは世界に溢れていて人々の生活を豊かにする、なくてはならない便利な“奇跡”。

けれど、 “魔法をかけることが出来るのは魔法使いだけ”。

魔法をかける瞬間を見てはならないのがこの世界の掟。

小さな村で母親の手伝いをしながら暮らす少女・ココは、それでも幼い頃から魔法使いへの憧れを抱き続けていた。

 

ある日、村を訪れた魔法使いの青年・キーフリーが魔法を使うところを覗き見てしまい、大きな秘密を知ることになる。

それは、特別な道具で魔法陣を描けば、本当は誰にでも魔法が使えるという、魔法使い達が隠した「絶対の秘密」だった――。

 

壮麗で幻想的な世界の裏に影を落とす、大人達が口を閉ざした魔法の歴史。

「知らざる者」として生まれ、キーフリーの弟子として魔法を学ぶことになったココは、アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていく中で、秘密多き魔法使いの世界へと足を踏み入れていく。

 

――これは、絶望を知り、希望へと手を伸ばす、子供たちの物語。

 

世界的大ヒット漫画を原作とした魔法ファンタジー。前評判通り、1話から圧倒的美麗作画と惹き込まれるストーリーで魅せてきました。

 

 

主人公である小さな村の仕立屋の娘・ココは、幼い頃から魔法使いに強い憧れを抱いていました。しかし、この世界では「魔法は生まれたときから才能がある人しか使えない」というのが絶対の決まり。ある日、村を訪れた魔法使いキーフリーが魔法を使うところを盗み見てしまったココは、驚くべき真実を知ってしまいます。実は、魔法とは才能ではなく、特殊なインクを用いて「図形(魔法陣)」を描くことによって誰でも発動できるものだったのです。

憧れのあまり、昔手に入れた絵本に書かれていた図形を真似してなぞったココ。しかし、それは決して使ってはいけない「禁忌の魔法」で、発動した魔法によって母親が石化してしまいました。ココは彼女の才能を見出したキーフリーの弟子となり、母を元に戻す方法を探すために「アトリエ」へと足を踏み入れます。

いわゆる「持たざる者」とされていた主人公がとあるきっかけで「持つ者」と関わり、その世界に足を踏み入れていくという構図はやはり王道ですね。

 

 

冒頭でも触れましたが、このアニメの最大の魅力はやはりその作画の強さかなと思います。魔法を用いたアクションシーンの作画はもちろん、背景や人物の表情も丁寧で、毎週劇場版のようでした。

純粋な絵の美しさだけでなく、キャラクターを魅力的に描く演出もハイレベルでした。

▼空を飛ぶ靴を貸してほしい時に傾きながらお願いしてるのが良すぎた

 

 

ちょっと残念だったのが、最終話がかなり中途半端な終わり方だった点。洞窟での試験中に敵勢力である「ツバあり帽」からの襲撃を受けキーフリー先生が負傷、「ここからどうするんや…?」という状態で終わってしまいました。

2期制作は発表されたものの具体的な時期は未定で、不完全燃焼のまましばらく待たされるような形に…。ここがもう少し綺麗に締まっていれば、覇権として推していたかもしれません。

 

 

 

好きなキャラ: テティア

出典: 『とんがり帽子のアトリエ』9話

キーフリーの弟子の1人で、明るく元気なムードメーカー的ポジションです。ココがアトリエに初めてやってきた時も優しく声をかけ、積極的にコミュニケーションを取っていました。これまでの傾向的にもこのタイプのキャラは好きになりがちなので、まぁ案の定という感じです。

 

彼女の魔法使いとしての行動原理は、他人を喜ばせて「ありがとう」を言ってもらうことにあります。

「ありがとうを言う人とありがとうって言われる人、一つの魔法で二つの幸せ! それって最高にハッピーでしょう?」というセリフがありましたが、誰かを幸せにすることで自分も幸せを感じる、いかにも"善"という感じの子ですね。

 

 

▼テティアが笑顔を見せる場面。ここも本当に作画が強い

 

1期では同じアトリエメンバーのアガットやリチェの掘り下げエピソードはわりとありましたが、テティアは特にそのへんがなかったので、2期以降に期待ですね。のびしろです。

 

 

 

 

3位: 日本三國

核大戦、天災、悪政などから革命が起こり、文明が崩壊した近未来の日本。

国は三つに分かれ、覇権を争う三国時代に突入した。

 

しがない地方役人だった三角青輝は「日本再統一」を目指し、豊富な知識と長けた弁舌でのし上がっていく。

 

後に奇才軍師と称される男の伝説が、幕を開ける――!

 

どういうジャンルかを一言で表すのは難しいですが、「知略戦記モノ」という感じでしょうか。文明が一度崩壊した後の日本が、「大和」「聖夷」「武凰」の3つの国に分かれて睨み合ってるという状況。

そんな中で、大和国の田舎で暮らしていた青年・三角青輝が、「泰平の世を築く」という妻との誓いを果たすため、持ち前の知識と弁舌を生かして日本再統一を目指し成り上がっていくという話です。

 

主人公の青輝が理不尽に置かれながらも決して心を乱さず、理路整然と淀みなく理屈を並べて状況を打破していく様子は清々しさを感じます。セリフ回しが軽快かつカッコいいので、聞いていて気持ちがいいんですよね…。

青輝以外にも有能なキャラクターが多く、戦乱の世の中で高いレベルでの知略のぶつかり合いだったり、あるいは場を切り開く豪胆な行動だったりと、毎週引き込まれる展開で非常に満足度の高いアニメでした。

▼毎週絶賛するオタク

 

 

オープニングはキタニタツヤの『火種』。作品の雰囲気にマッチした和ロック風の曲調で、個人的に春アニメのベストOP曲です。

最初から最後までアツいんですが、特にサビ前の盛り上がっていくところで各キャラクターのカットを震わせながら切り替えていくところが好きです。

 

 

 

好きなキャラ: 龍門光英

出典: 『日本三國』オープニング映像

大和国の辺境将軍を務める男。この手のアニメにいがちな、超有能でかっこいいジジイ枠ですね。通天閣にある彼の邸宅で行われる仕官採用試験を果たして仕官が叶うことは「登龍門」と呼ばれています。

2,3話の主人公の青輝と芳経が登龍門に挑戦する回で初登場し、「10分間で己の膝を地面に着けさせれば合格」というシンプルな課題を出しました。勇んで挑むモブたちが龍門に歯が立たない中、芳経は武力・青輝は知力をもって龍門の膝をつかせ合格、そのまま部下として登用されます。

 

 

龍門の最大の見せ場といえば、やはり8話「龍虎決戦」における九頭竜橋での空城の計でしょう。

聖夷と大和の戦争が始まり、聖夷軍の電撃的な進撃により大和軍の防衛線が脅かされ、味方部隊の再編および撤退のための時間が絶対的に不足していました。正攻法で兵をぶつければ大規模な消耗戦になり、後続の撤退が間に合いません。そこで龍門は、自らが先頭に立つことで敵の進兵を心理的に完全停止させる作戦に出ます。

極寒の夜、川を挟んで対峙する聖夷軍の大軍の前に、龍門光英はたった一人、完全な丸腰で姿を現します。龍門は甲冑も武器も身につけず、九頭竜橋の上にどっかりと腰を下ろすと、悠然と茶道具を取り出して黙々と茶を点て始めます。

敵の最高司令官が単身で目の前に座り、平然と茶を飲んでいるという不可解すぎる光景に、聖夷軍の兵士たちは困惑し、進撃の手を止めざるを得なくなりました。

これは三国志の故事「空城の計」を想起させます。あえて城門を開け放つなど無防備な姿を見せることで、「裏に強烈な伏兵や罠があるのではないか」と敵に疑心暗鬼を生じさせ、撤退させる心理戦術です。

出典: 『日本三國』8話

 

丸腰で一人佇む相手に怯んで多勢の部下に敵大将を討ち取らせたとあっては自軍の士気に関わると判断した聖夷の総大将・輪島桜虎は、自らも単騎で龍門と相対します。

桜虎は警戒しながら矢を放ちますが、瞬間突風が吹き、矢は致命となる箇所を外れて龍門の左肩に刺さりました。また、風によって灯籠が倒れて火が燃え移り、龍門は火に囲まれます。

しかしそんな状況でも龍門は悲鳴ひとつあげず、身体を炎に包まれたまま静かに茶を点て、差し出します。その人外じみた精神力と圧倒的な覇気に直面した桜虎は完全に圧倒され、撤退の判断を下しました。

 

かくして龍門は自らの覚悟と胆力をもってして圧倒的不利な状況を打開し、大和軍は窮地を脱しました。かっこよすぎるだろ…。

 

 

 

 

 

2位: ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話

桜大門くんは、毎朝校門の前で生徒たちの身だしなみをチェックしている風紀委員。

微笑(ポエム)ちゃんは、毎朝チェックで呼び止められるスカート丈が不適切なJK。

 

水と油のような二人が、ある日補習でばったり鉢合わせする。

真面目で堅物だと思っていた桜大門くんの正体は、勉強が全然できないポンコツ風紀委員だった!

 

正反対な二人だったが、お互いを知っていくことで次第に距離が縮まっていく。

桜大門くんと微笑ちゃん、二人の出会いから始まる青春のお話――。

 

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話、通称「ポンスカ」。なろう系ラノベみたいなタイトルで、正直放送前時点ではノーマークでしたが、始まってみればギャグとエモを非常に高いレベルで両立したラブコメでした。クソ真面目堅物風紀委員×ギャル風ヒロインというギャップの大きい組み合わせはある意味鉄板ですね。

▼一見正反対な2人

出典: 『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』2話

ラブコメ作品はヒロインたちの魅力もさることながら、主人公に好感が持てるかどうかが重要だと最近特に思うようになってきてるんですが、この桜大門はなかなかどうして良い男です。

真面目ゆえの鈍感さはあるものの、近年ありがちなナヨナヨ系主人公とは一線を画する芯の強さを感じ、見ていて不快感がないですね。まぁ単にポンコツゆえかもしれませんが…。

 

 

ちなみにリアタイ視聴すると月曜23:00からとんがり帽子のアトリエ、23:30からポンスカ、24:00から日本三國という放送体制になっており、ベスト5のうち3つが月曜の1.5hに集中するというゴールデンアワーになってました。とんがり帽子のアトリエと日本三國が結構重厚なので、間に挟まるポンスカがいい味出してましたね…。

 

 

 

好きなキャラ: 小日向微笑

出典: 『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』1話

「スカート丈が不適切なJK」であり、本作のメインヒロインである小日向微笑さん。微笑と書いてポエムと読む珍しい名前で、本人もそれが少しコンプレックスだったりします。

これまで親しい友人以外には名前を明かしてきませんでしたが、ひょんなことから桜大門に知られてしまいました。ただ桜大門はバカにしたりはせず裏表ないまっすぐな言葉で良い名前だと伝え、ポエムも照れながらもその名で呼ぶことを許します。ラブコメの始まりです。

 

ここから愉快な友人たち(他の委員)が出てきたり、生徒会の先輩が出てきたり、家族との話があったりと、ラブコメの王道展開を消化しつつ仲を深めていきます。そして8話で訪れる江ノ島での合宿回。これまたラブコメの定番とも言えるイベントですね。

みんなで海で遊んだ後の夜、眠れずに宿を抜け出したポエムとそれを追いかけてきた桜大門が夜の江ノ島付近を歩くシーンがあります。もうシチュエーションの時点でエモい…。

夜の空気にあてられてか少しテンションが高いポエム。勢いで「このまま2人で縁結びの神社まで行かないか」と口に出しますが、桜大門がどう答えるか迷って口ごもる間に冗談だと取り下げてしまいました。

フラグが折れたような形でAパートが終わります。

▼少し大胆なポエムさん、おかわいい

出典: 『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』8話

 

翌日、昨晩のことを考えてあまり眠れなかった桜大門は寝不足のため、ポエムと2人でみんなと別行動し、休むことになります。夢うつつの中で、昔の記憶が脳を駆け巡っていました。

小学生の頃、「正しい姿」に固執するあまり校則を破って遊びに行こうとする友人の誘いを断って先生に報告し、そこからその友人と疎遠になってしまったという話。校則を守る判断自体は間違っていなかったとしつつも、本心では自分も遊びに行きたかったこと、そしてその気持ちだけでも友人に伝えていれば疎遠にならずに済んだのではないかということ。真面目で堅物であるという彼の長所でもあり短所でもある性格と、それによって抑圧されていた本心が描かれます。

この記憶が、昨晩の出来事と重なります。本当はポエムと2人で縁結び神社に行きたかったのに、いろんなことを考えて答えられなかった自分に気づき、それを素直に打ち明けます。そしてそれに加え、自分が彼女に対して抱いている思いも告白しました。

 

 

桜大門の過去と後悔、ポエムたちと関わっていく中で少しずつ変わっていった世界、そして同じ後悔をしないよう一歩踏み出した桜大門。2人の恋心も合わせて、いろんな要素が1話で綺麗にまとめられた神回でした。

▼視聴後、思わず唸った

 

 

 

 

1位: 霧尾ファンクラブ

拝啓 霧尾くん、あなたが好きです。

でも、知りませんでした。

人を好きになるのが、こんなにつらいなんて。

大好きだよ、霧尾くん。

霧尾くんとハンバーガー食べたい。

霧尾くんと相合傘したい。

霧尾くんとお皿割りまくりたい。

霧尾くんと身体中のほくろ探しの旅に出たい。

霧尾くんと出会った日を国民の祝日にしたい。

 

藍美と波、大好きな人の話をする、2人だけの大切な時間。

こんな日常が、いつまでも続くと思ってた。

一方通行な想いの連鎖は、私たちの日常を変えていく。

 

文句なしの覇権です。ここ数年でもトップクラスに入ってくる名作でした。トチ狂ったギャグの面白さ、巧みに張られた伏線とそれを1クールで綺麗に回収する構成、そして各キャラクターたちの人間味のエモさ、すべてが高いレベルでまとまっています。

 

クラスメイトの霧尾くんのことが好きな女子高生・三好藍美と染谷波の2人は「霧尾ファンクラブ」を結成し、陰から霧尾くんの一挙手一投足を(かなりイカれた妄想も交えながら)観察する日々を送っています。彼女らと、その周りの愉快な仲間たちの間で繰り広げられるちょっと変わった日常系コメディー…だと思ってました、最初は。

登場人物それぞれが何かを抱えており、人間関係の矢印が複雑に絡み、そこから搾り出された人間味が絶妙な空気を醸しつつ、そのすべてを圧倒的ギャグで覆い尽くしてるような、そんなアニメです。

 

あまりに良すぎて最終回放送後原作漫画も揃えました。全6巻なので、ちょうど1クールで綺麗にまとめられる分量だったんですね。ちなみにアニメ以前に実写ドラマ化もされていたようです。ドラマの方は見てないんですが、予告映像見ると結構再現度高そうで気になりますね…。

@ctv_drama 「この“青春”はクセになる。」新ドラマ📝#霧尾ファンクラブ 中京テレビ・日本テレビ全国ネット 4月2日㊌24:24放送スタート🐉 #茅島みずき #莉子 #地球のお魚ぽんちゃん #霧尾fc ♬ オリジナル楽曲 - ドラマ『こんなところで裏切り飯~嵐を呼ぶ七人の役員~』 - ドラマ『おちたらおわり』毎週水曜深夜に放送中

 

 

イカレギャグ要素の1つとして出てくるのが、2話で歌われた「涙なめなめソング」。霧尾くんに捧げるラブソングとして作詞を始めたはずが、あまりにも狂気的な歌詞になってしまいました。なお曲は無駄に良い模様。

▼あの日見た君の涙、なめたいと思ったよ

ちなみにこの曲が中盤終盤に向けて重要な伏線になっていきます。なんで?

 

 

 

 

 

好きなキャラ: 染谷波

出典: 『霧尾ファンクラブ』7話

(以降、作品の根幹に関わる重要なネタバレを含むため注意)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧尾くんのことが好きで、藍美とともに霧尾くんを追っかけている…という設定で振る舞っている女子高生。これは1話から何度も露骨に示唆されつつ、最終回で答え合わせされる話ですが、彼女が追い続けているのは霧尾くんではなく藍美でした。

入試の時に初めて出会い、とある出来事から藍美のことが気になり始めた波。無事同じ高校に入学して2年生で同じクラスになるも、藍美の目線の先にはずっと1人の男子生徒がいることに気づきます。

すべてを察した波はバッサリと髪を切り、自分も霧尾くんのことが好きだと偽って藍美に近づき、「霧尾ファンクラブ」の結成を持ちかけました。叶わぬ想いであればせめて少しでも一緒に過ごす時間を長くしたかったのか、あるいは好きな人の幸せを一番近くで応援し、背中を押したいという"覚悟"の現れか…。

 

 

この前提がなくとも本編はおもしろ日常コメディとして十分成立しているのですが、波の気持ちを踏まえて見ると、彼女の行動1つ1つに別の味がしてくるようになります。本当にこの辺の構成が上手いです。

5話での藍美が学校を休んで霧尾くんと2人で話すことになった時の波の空気感であったり、11話での事情を知らなければ理不尽に藍美に当たり散らしたように見える霧尾のムーブに対して若干怒りを覚えつつも、同時に藍美が本当に霧尾のことを想ってるの知ってるから怒りを出さないようにしてる感じの声色だったり、CVを務める若山詩音の演技もあいまって非常によく表現されていたように感じます。

 

原作漫画単行本の表紙も「霧尾くんを見つめる藍美と、霧尾くんを見つめているようで実は藍美を見つめる波」の構図になっており、一貫してこのアンバランスな関係性が物語の軸として描かれ続けています。

出典: 『霧尾ファンクラブ』1巻/4巻表紙

 

 

小中学生の頃からその異常性が漏れ出し周囲から浮いていた藍美に対し、波は藍美に会うまで普通に人間関係を構築し、普通の学生として過ごしてきました。一方で、志望校をめぐって牽制し合うなど気を遣わなければならない上辺の関係性に辟易していたことも描写されています。そんな中で出逢った、良くも悪くも周囲の空気に流されず、それでいて他人に優しくできる藍美の存在は非常に眩しく映ったことでしょう。

そういえば、波は本編(2年生)時点では藍美の奇行についていけているどころか発想面ではたまに藍美を超える発言をしているまでありますが、これがいつからなのかは少し気になるところ。描写されてる範囲では過去の波には藍美のような奇行はなかったようですが、元からそういうポテンシャルを秘めていたのか、あるいは高校1年間で藍美を見続ける中で"適応"したのか…。

▼適応

出典: 『霧尾ファンクラブ』7話

好きな人の隣に立ち、好きな人に嘘をつき続け、好きな人の1番の友達として奇行に走り、好きな人の幸せを願う覚悟を決めた女の生き様を存分に堪能できる良いアニメでした。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは恒例のランク外の注目キャラクターピックアップです。

 

 

スピカ・ヴァルゴ (黒猫と魔女の教室)

出典: 『黒猫と魔女の教室』1話

『寄宿学校のジュリエット』で知られる金田陽介の新作漫画が原作。連載1話からずっと追っていたので、アニメになって大変感慨深いです。

主人公のスピカは明るく前向きなThe主人公といった感じの性格で、現時点ではまだまだ未熟ながらも一等級の魔術師を目指して邁進する日々を送っています。ボケもツッコミもこなせて、コミュ力も高く魔法の技術以外はハイスペック。作中で男女問わず(どちらかというと女性キャラから)人気です。

漫画読んでた頃からスピカの声は本渡楓で想像していたので、アニメ化(正確にいうとその前の漫画CM)でCV本渡楓に決まった時は感動しました。やっぱこの手のキャラは本渡楓がハマりすぎる…。

作品のWebラジオでも島崎信長とともにパーソナリティを務めており、隔週で配信されています。

 

アニメは連続2クールなので現在も放送中。スピカと幼馴染のアリアとの関係性が描かれる期末試験編は結構好きなエピソードなので楽しみです。

 

 

 

 

桜みく (愛してるゲームを終わらせたい)

出典: 『愛してるゲームを終わらせたい』1話

こちらも原作から大好きな作品です。両片思いの幼馴染が「愛してるゲーム」をベースに駆け引きを繰り広げる、じれったくも甘々なラブコメ。作画も安定しており、満足のアニメ化でした。

幼い頃から主人公の浅葱優希也(あさぎ ゆきや)のことが好きなメインヒロイン・桜みくは、小学6年生のある日に自分を意識させるために愛してるゲームを仕掛けます。優希也側も徐々に惚れていき、相手が負けを認める(=自分を意識する)まで絶対に引けないという意地の張り合いになりました。結果、愛してるゲームが終わらないまま2人は高校生に…。

何がなんでも優希也をドキッとさせたいみくは、そうなるために自分を磨き続け、クラスでも人気の存在になっていきます。ずっとかわいくなるために続けてきた努力に裏打ちされて、美少女であることを自認してるのも良いですね。個人的に今期No.1ヒロインでした。

 

みくのCVは奇しくも同名の伊藤美来。五等分の花嫁でも中野三玖を演じるなど、何かと「みく」キャラに縁があります。

ちなみに主人公の妹・わかなのCVも同名の丸岡和佳奈という偶然。キャスティングは別に狙ったわけではないそうです。この2人で作品Webラジオもやってました。

 

 

 

 

城崎メイ (マリッジトキシン)

出典: 『マリッジトキシン』2話

とある事情から結婚相手を探す必要が出てきた殺し屋の主人公・下呂ヒカルの婚活アドバイザーを務める城崎メイ。こんな綺麗な顔してますが男です。最近この手のキャラが1クールに1人はいますね。結婚詐欺師をやっているため、男女問わずオトせるようにした結果こんな感じになったとか。

結婚相手候補としていろんなヒロインが出てきますが、結局こいつが最強の正妻なのでは…と思わされる展開になりがち。

エンディングテーマではひたすら城崎メイのかわいさをこれでもかとアピールする映像が流れます。なおたまに他のヒロインに乗っ取られる模様。

▼城崎メイよくばりセット

 

 

 

高潔カナン (カナン様はあくまでチョロい)

出典: 『カナン様はあくまでチョロい』7話

人間の魂を喰らうために人間界に降り立った美食の悪魔・カナン様。しかしタイトル通り非常にチョロく、主人公・供犠羊司(きょうぎ ようじ)の魂を食べようとした結果、逆に言いくるめられてなぜか恋人契約を結ぶことになってしまいました。

そこからはもうひたすら押しが強くてちょっとアホな供犠くんにカナン様が振り回される王道ラブコメ展開が続きます。なんやかんや一途に愛を伝えてくれるので、カナン様サイドも満更でもない感じになっていきます。

 

CVは古賀葵ですが、これがとんでもなくハマってました。プライドが高く一見高貴そうに見えるが恋愛方面はウブでポンコツな美少女、古賀葵との親和性が高すぎますね。

▼おかわいいこと…

 

 

 

 

女神 (女神「異世界転生何になりたいですか」俺「勇者の肋骨で」)

出典: 『女神「異世界転生何になりたいですか」俺「勇者の肋骨で」』7話

タイトルがだいぶフザけた感じですが安心してください、中身はもっとフザけてます。いわゆる異世界転生モノのテンプレートを逆手に取り、「勇者は転生希望者が多すぎて順番待ちが長いからニッチな概念に転生する」というのを何度も繰り返していきます。その転生の案内を司るのがこの女神です。本名は不明。

ちなみに勇者の肋骨に転生するのは1話だけで、その後は「魔王城の右扉」とか「宝箱に付いてる錠前」とか「百合ハーレム勇者が3番目におとした、王道属性はメインとサブの二人に取られ、インパクトは後発優勢で、中盤辺りでは名前ぐらいしか描写されず、終盤では名前すら出てこなくなる美少女ヒロイン」とかに転生します(これらはすべてサブタイトルそのまま)。

ぶっちゃけ出オチ感が強く、途中から転生のくだりはマンネリになりつつあったんですが、この女神が毎回安定してかわいかったので、火曜の深夜26時とかいうしんどい時間帯でも毎週リアタイを続けることができました。M・A・O声で繰り広げられる鋭いダウナー系ツッコミが神。

 

 

 

 

天沢一夏 (ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season)

出典: 『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』2話

よう実も4期に入って2年生編が始まり、新キャラとなる1年生たちが入学してきました。その中の1人がこの天沢一夏です。

綾小路ら先輩に対しても馴れ馴れしい距離感で煽るような発言をするなどいわゆるメスガキ的な要素を含ませつつ、学力・身体能力ともにトップクラスで底知れない実力を隠しているような様子も垣間見えます。

正直リアルにいたら普通に嫌われそうなタイプで、この手のキャラを推すのは自分でもどうかとは思うんですが、でもやっぱこういうアニメキャラが好きなんですよね…。

 

個人的にオープニング映像のサビでくるっと回ってるところがめちゃくちゃ気に入ってます。

 

 

 

 

ナオ (レプリカだって、恋をする。)

出典: 『レプリカだって、恋をする。』7話

ある日突然自分の「レプリカ」を出したり消したりできるようになった少女の話。レプリカは出てきた瞬間からオリジナルと独立した思考・行動となります。一度消えて改めて出現するとオリジナルの記憶が一方的に同期されますが、逆にレプリカ側の体験はオリジナルに共有されません。

オリジナルの存在である愛川素直と、ナオと呼ばれるレプリカのWヒロインのような形式で、彼女らの恋愛模様を描きます。どちらかというとナオの方の心情がフィーチャーされ、視聴者視点キャラクターのような扱いになっていました。

 

この作品、「ちょっと変わった設定があるラブコメ」かと思いきや、「もし自分の分身が存在したらオリジナル/レプリカはそれぞれどのようなことを考えるのか」という面を深掘りし、自己同一性について真摯に考えるSFのような面があり、良い意味で予想を裏切られた感じです。

また、毎週ラストの引きで結構衝撃的な展開があったりして、アニメとしてシンプルに面白かったですね。

 

 

 

 

クジマ (クジマ歌えば家ほろろ)

出典: 『クジマ歌えば家ほろろ』1話

最後の最後で人外キャラクターをお送りします。一応設定上は鳥…のようです。二足歩行で人間の言葉を喋りますが…。

渡り鳥のような感じでロシアからやってきて、中学生の鴻田新(こうだ あらた)と出会い、なんやかんやあって一緒に暮らすことになります。

 

この手の異生物との共生モノ、人間社会の常識がなくて周りに迷惑かけるパターンになってヘイトが溜まる展開がありがちなんですが、クジマは奇行はするもののなんか絶妙にまとも寄りで不快感がないのが良かったです。

のんびりとしたちょい田舎が舞台で、常識はずれの存在に最初は少し驚く人がいながらも、受け入れられて馴染んでいく感じは『ふらいんぐうぃっち』を思い出しました。

▼PVを見てもクジマとはなんなのかよくわからない

 

正直最初は変な生物アニメだと思ってリアタイで追ってなかったんですが、界隈での評価が非常に高かったためクール終わりにチラッと見てみたところ、普通に面白くて一気に全話完走しました。こういう隠れた良作を発掘できるのはSNS時代のいいところですね。

 



【聖地巡礼】海街diary(神奈川県鎌倉市) 2026/7/19

簡単な作品紹介

吉田秋生(あきみ)が描く漫画で、2006年から2018年と長きに渡り連載されていた作品です。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞・マンガ大賞2013・小学館漫画賞など数々の賞を受賞し、2015年には実写映画も公開されました。

 

しっかり者の長女・幸(さち)と酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃(よしの)、 いつもマイペースな三女・千佳(ちか)。

祖母の残した鎌倉の家で暮らしていた3人のもとに、父の訃報が届いた。そして幼いころに別れたきりだった父が残した “異母妹”を迎えることになり…!?

家族の絆を描く、限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ。

4人の姉妹を中心に、鎌倉で暮らす人々の人間関係や恋愛模様が展開されます。オムニバス形式と言えますかね。綺麗でない関係性も含め、リアル寄りな描写が多いです。街の雰囲気も物語において重要な要素となっており、舞台となる鎌倉の風景が丁寧に描かれています。

 

 

聖地巡礼記録

本編で出てくる場所を挙げていくとキリがないので、コミックス1~9巻の表紙に絞って聖地マップを作ってみました(2巻はちょっと自信ない)。

 

基本的に江ノ電沿線なので、1日乗車券の「のりおりくん」を利用すると便利です。

 

 

 

 

鎌倉高校前駅付近の踏切

出典: 『海街diary』1巻/7巻表紙

江ノ電鎌倉高校前駅の東側にある踏切。

某有名バスケ漫画の聖地でもあり、観光客がかなり殺到しています。

これは早朝に撮影できたのでまだあまり人がいませんが、休日の昼間は人だらけで少し撮影が難しいかもしれません。

 

 

 

鶴岡八幡宮

出典: 『海街diary』4巻表紙

鎌倉駅から少し歩いたところにある神社。

11世紀後半に建立され、鎌倉幕府の各種公式行事が執り行われるなど重要な役割を果たしていたようです。

駅から神社までは段葛(だんかずら)と呼ばれる桜並木の参道が続いています。

▼段葛

 

 

 

 

甘縄神明宮

出典: 『海街diary』8巻表紙

長谷駅から北に歩いたところにある神社です。

こちらは8世紀に創建され、鎌倉最古の神社と言われています。

近くに大仏で有名な高徳院や長谷寺などもあり駅前は非常に人が多いのですが、甘縄神明宮は比較的空いてます。

▼長谷寺の展望台、鎌倉ビールやサイダーも販売している

 

 

 

極楽寺駅

出典: 『海街diary』3巻表紙

極楽寺駅から出たところの坂道です。

4姉妹の家の最寄駅で、このあたりの風景は作中によく出てきますね。

▼こちらも作中で何度か出てきた極楽寺駅舎の外観

 

 

 

材木座海岸入口

出典: 『海街diary』5巻表紙

国道134号線から材木座海岸に入る階段の1つ。

同じような階段がいくつかありますが、道路標識の位置からおそらくここかなと特定できます。

駅から遠いので、レンタル自転車を利用して向かいました。

 

 

 

坂ノ下海岸入口

出典: 『海街diary』6巻表紙

長谷駅の近く、坂ノ下海岸への入口。

最初は特定できておらず、現地で同行者の調査により発見しました。

こちらも同じような入口がいくつかあるのですが、看板が目印になります。

 

 

 

音無橋付近の線路

出典: 『海街diary』9巻表紙

稲村ヶ崎駅から西に少し歩き、音無橋を過ぎたあたりの風景です。

単線の江ノ電が住宅街を走っており、たまに踏切なしで横断可能な箇所もあったりします。

 

 

 

おまけ

本編で出てくる和菓子屋・力餅家にも行ってみました。

極楽寺駅と長谷駅の中間あたりにあります。

力餅と福面まんじゅうを購入しました。