簡単な作品紹介
「白い砂のアクアトープ」は2021年7月〜12月の2クールにわたって放送されたオリジナルアニメで、「花咲くいろは」や「SHIROBAKO」で有名なP.A.WORKSが手がけた作品です。いわゆる「お仕事シリーズ」ですね。
あらすじ(公式サイトより)
海の生き物が大好きな女子高生・海咲野くくる。彼女の頭の中は、館長代理を務める「がまがま水族館」のことでいっぱい。閉館の危機にある水族館を守るために、夏休み中も仕事に励んでいた。
一方、アイドルを辞めた宮沢風花は、あてもなく沖縄へとやってきたが、偶然通りかかった観光協会の久高夏凛に「がまがま水族館」へと案内してもらう。水槽の前で不思議な体験をした風花は、「今、見えてた?」とくくるから声を掛けられる。
都会で暮らしていた元アイドルの風花と、沖縄の自然の中で生まれ育ったくくるが、さざまな偶然が重なって出逢う、というガール・ミーツ・ガールから始まります。
ストーリーの面白さはもちろん、沖縄の綺麗な海や空を美しく描いた作画も素晴らしく、万人に視聴をお勧めできるアニメです。
作品の舞台は沖縄県南城市で、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」にも選ばれています。また、過去には自治体とコラボしてふるさと納税企画が行われるなど、南城市側も積極的に聖地をアピールする取り組みを行っているようです。
聖地巡礼記録
今回巡礼するにあたり、下記の聖地巡礼マップが非常に参考になりました。製作者様に感謝申し上げます。
琉球バス交通 百名営業所
出典:『白い砂のアクアトープ』1話
1話、沖縄にやってきた風花が占い師の言葉に従ってたどり着いた場所。
那覇から走ってくるバスの終点なので、本当にただひたすら射手座を目指したみたいですね。
そしてここから海を目指して「百名ビーチ」に向かったようです。
百名ビーチ
出典:『白い砂のアクアトープ』1話
風花が沖縄最初の夜を過ごした浜辺。
「アマキミヨのみち」をずっと奥まで進み、ヤハラヅカサなるパワースポットがあるあたりです。
景色が良くて風も快適、風花が一晩ぐっすり寝てしまうのも頷けました。
ニライ橋・カナイ橋
出典:『白い砂のアクアトープ』1話
百名ビーチで一晩過ごした風花が、ひたすら歩き続けているシーンですね。
ビーチから約7km離れているのですが、夏の沖縄でこれだけ徒歩移動する風花のタフさに震撼を覚えます。
画像はニライ橋・カナイ橋からではなく、その下の国道331号線から見たアングルです。
民宿 サンサンビーチ
出典:『白い砂のアクアトープ』5話
5話で風花の母親がやってきた際に逃げ隠れたシーン。
厳密にアングルを再現しようとすると車道から撮影する必要があるのでそこは諦めました。
ちなみに実際は隠れられる繁みのような場所はなく、車道から丸見えです。
がまがま水族館跡地
出典:『白い砂のアクアトープ』1話/3話
劇中でがまがま水族館が建っていた場所は、実際は何もない駐車場です。
しかし、南城市が特別に作成した「がまがま水族館記念碑」が設置されており、聖地巡礼に来た人々を迎えてくれます。
あざまサンサンビーチ
出典:『白い砂のアクアトープ』7話
7話の水着回でバーベキューやビーチフラッグをやっていた海岸です。
作中で言及されていた通り、がまがま水族館跡地のすぐ裏にあります。
同じ形状の東屋が延々続いているので特定がなかなか難しかったですね…
がんじゅう駅・南城
出典:『白い砂のアクアトープ』8話
南城市観光協会や物産館などが併設された施設で、劇中では久高夏凛の勤務地とされています。
中に入ると、くくるや風花の等身大パネルなどが飾ってありました。
おまけ
こちらは南城市ではありませんが、那覇のダイワロイネットホテルおもろまちから撮影した1枚
出典:『白い砂のアクアトープ』9話
9話で研修に来た南風原知夢が泊まっていたホテルのモデルのようです。
これは完全に偶然で、予約してから聖地だと知りましたw
朝食バイキング会場が最上階なので、実際に宿泊して朝食のタイミングで撮影すると良い感じに撮れます。
こちらも南城市ではなく、50kmほど北に離れた残波岬というところにある西ノ神之屋
出典:『白い砂のアクアトープ』1話
定期的にくくるたちが「まくとぅそーけー なんくるないさー」と祈りを捧げている祠のモデルではないかと言われています