簡単な作品紹介
スキップとローファーは今年の4月から6月にかけてアニメが放送されました。
あらすじ(アニメ公式サイトより)
地方の小さな中学校から、東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津末。
カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。
だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。
知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。
だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。
わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。
ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
田舎育ちの少女が進学を機に上京して都会の高校へ…!というのは王道とも言えるイントロダクションですね。
登場人物たちは、どこにでもあるような平凡な学生生活を送りつつ、些細な(といっても本人たちにとっては真剣な)悩み事を抱えたりしながら日々過ごしている高校生。平凡であるがゆえにリアルで解像度の高い描写や、そこから生まれる爽やかなエモさがこの作品の魅力と言えます。
原作は漫画で、月刊アフタヌーンにて好評連載中です。下記公式サイトより最初の5話くらいは試し読みできます。
自分はマガポケでアニメ1期の続きも読みましたが、アニメ放送部分と変わらず、なんならそれ以上に面白いです。
仮に2期が制作されたとしたら原作47話が最終回になると思いますが、もしこのラストで1期OPのメロウが流れ始めたりしたら、エモすぎてひっくり返ってしまうかもしれません。
聖地巡礼記録
アニメでは美津未たちが通う学校がある久我山の他に、休日に遊びに行く場所として渋谷や吉祥寺の風景も出てきます。
これらはすべて京王井の頭線沿線にあり、彼女らの行動範囲がこの辺りなんだろうなというのが伺えますね。
今回は久我山周辺を巡礼しました。
久我山駅北口
出典:『スキップとローファー』1話
第1話、入学式に遅刻しそうになっている美津未と志摩が学校の最寄駅に降り立ったシーン。
急行停車駅ということもあり、人通りはわりと多めです。
駅の周りは商店街が続いており、賑わっていました。
くすりセイジョー付近
出典:『スキップとローファー』3話
こちらは3話、生徒会見学→スタバ(スタマ)の流れのあと誠と解散するところ。
久我山駅から北に少し行ったところです。
ちなみに実際は久我山駅周辺にスタバはありません()
ラパン周辺
出典:『スキップとローファー』1話
1話で学校に向かう美津未が靴を脱いで裸足で走り出した場面。
ラパンというパン屋から東に少し行ったあたりです。
正直ここで合っているか微妙なんですが、色々探し回ってこの場所が一番近いかなーという感じでした。
開閉塔通り
出典:『スキップとローファー』6話
6話冒頭、雨の中の通学シーン。
「開閉塔通り」と書かれた変な形の看板が目印です。
実際に久我山駅から都立西高校(つばめ西高校のモデルとされる)への通学路にあたります。
都立西高校の西側の道路
出典:『スキップとローファー』6話
6話のラストあたりで映る生徒の登下校風景。
モデルとなった都立西高校に隣接する道路を北から南に向かって歩いている構図になります。
画像右手の住宅街の屋根の形とかが結構再現度高いです。
東京電力パワーグリッド大宮前開閉塔
出典:『スキップとローファー』6話
同じく6話ラスト、美津未がふみに電話をかけながら走って下校する場面。
大きな鉄塔が立っており、東京電力の変電所みたいです。
先ほど出てきた「開閉塔通り」はまさにこの開閉塔に沿った南北の通りですね。
おまけ
紹介した6箇所を地図上で表すとこんな感じ。
なんとなーく美津未たちの通学路が見えてきますね。