簡単な作品紹介
阿部共実が描く漫画で、2023年5月時点で単行本9巻まで発売されています(現在も連載中)。
ジャンルとしては「シュール寄りギャグ群像劇」みたいな感じでしょうか?
絵柄はシンプルな感じながら、ちょっとした表情や所作の妙味ある描写が散りばめられています。
とにかく台詞回しの語彙センスが凄まじく、ハマった回は腹がよじれるほど笑い転げてしまうほどです。そんなギャグ展開の中で時折見られる各キャラクターの人間味や、不穏な空気のエグさが絶妙です。
3年ほど前に本屋で試し読み用として並べられているのを偶然見つけて読んでみたのがきっかけで、そこからドハマりしました。
潮が舞い子が舞い、試し読みして面白すぎたから思わず買ってしまったけど、読み進めても衰えぬ語彙センスすごすぎる
— すが (@reverse_concept) 2020年2月20日
潮が舞い子が舞い、独特なボキャブラリーとセンス溢れるセリフ回しが本当に面白いので、落ち着いた会話劇系ギャグが好きな人はすべからく読むべき
— すが (@reverse_concept) 2020年5月19日
ここのフォロワーけっこうハマる人多そうなんやけどなhttps://t.co/mwwMgdj9Lc
潮が舞い子が舞い、ただ語彙力が天才的なイカレたギャグ漫画かと思いきや、ちょっとした人間味の描写がエグすぎる
— すが (@reverse_concept) 2021年7月24日
下記サイトで結構な話数が無料公開されていますし、作者のTwitterでも時々1話丸々投稿してたりするので、興味を持った方はまずそちらをチェックしてみると良いでしょう。
聖地巡礼記録
今回の聖地巡礼を行うにあたり、垂水区を地元とする友人が巡礼マップを作ってくれました。
これを参考にしつつ巡っていきます。
アジュール舞子
出典: 『潮が舞い子が舞い』4巻37話
画像は4巻37話、大垣内・中畔・小笠原が友達甲子園優勝する回ですね。
他にも2巻21話や6巻62話など、この3人が海辺ではしゃぐシーンの聖地はここになります。
舞子若宮神社
出典: 『潮が舞い子が舞い』2巻14話
明石海峡大橋に繋がる「神戸淡路鳴門自動車道」の東側にある神社。
2巻14話、4巻39話、5巻47話、8巻82話など、右佐のシーンで数多く出てきます。
実際行って見て気づきましたが、しめ縄を固定している棒は物干し竿でした…
苔谷公園前歩道橋
出典: 『潮が舞い子が舞い』7巻67話
7巻67話、百々瀬・五十嵐・一万田が街を歩き回って俳句を詠む回ですね。
舞子駅から北に少し歩いたところにある苔谷公園前の歩道橋に上がり、海の方を見るとちょうどこのアングルになります。
中央に見えている建物は「孫文記念館」のようです。
山陽舞子公園駅
出典: 『潮が舞い子が舞い』5巻55話
舞子公園駅の東側にある踏切と、駅への入り口です。
電車がやってくるタイミングに合わせてうまく撮影するのに苦労しました。
右佐と前島が三宮で犀賀の働くコスプレカフェに行った回のラストシーンですね。
JR舞子駅
出典: 『潮が舞い子が舞い』8巻78話
水木・火川・風越・土上が街ブラ動画を撮る回。
その他にも駅前のシーンとしていろいろな回に出てきます。
JR舞子駅の南側出口付近ですが、駅の裏にある商業施設「ティオ舞子」は1枚目の画像には存在しない様子。
田畑莨店
出典: 『潮が舞い子が舞い』8巻78話
那智先生と浜さんが偶然会って、そのまま食堂びわたにで飯を食う回の冒頭。
JR舞子駅のすぐ隣にあるタバコ屋、たこせんの看板が目印です。